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author | Jörg Frings-Fürst <debian@jff-webhosting.net> | 2017-09-01 19:54:36 +0200 |
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committer | Jörg Frings-Fürst <debian@jff-webhosting.net> | 2017-09-01 19:54:36 +0200 |
commit | a3ec3a8d99a951fc599818b1ea9a2aa218b10fa5 (patch) | |
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-rw-r--r-- | doc/RE.ja | 60 |
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@@ -1,4 +1,4 @@ -鬼車 正規表現 Version 6.5.0 2017/07/30 +鬼車 正規表現 Version 6.6.0 2017/08/29 使用文法: ONIG_SYNTAX_RUBY (既定値) @@ -80,6 +80,16 @@ \O 真任意文字 (?m:.) (* 原作) + \X 拡張書記素房 (?>\O(?:\Y\O)*) + + \Xは照合の開始位置が拡張書記素房の境界かどうかを確認しない。 + それを確実にしたければ、\y\Xと書けば良い。 + + Unicodeの場合: + 参照 [Unicode Standard Annex #29: http://unicode.org/reports/tr29/] + + Unicode以外の場合: (?>\r\n|\O) + Character Property @@ -139,10 +149,13 @@ $ 行末 \b 単語境界 \B 非単語境界 + \y 拡張書記素房 境界 + \Y 拡張書記素房 非境界 + \A 文字列先頭 \Z 文字列末尾、または文字列末尾の改行の直前 \z 文字列末尾 - \G 照合開始位置 + \G 探索開始位置 \K 保持 (結果の開始位置をこの位置に保つ) @@ -205,11 +218,19 @@ 7. 拡張式集合 (?#...) 注釈 - (?imx-imx) 孤立オプション - i: 大文字小文字照合 - m: 複数行 - x: 拡張形式 - (?imx-imx:式) 式オプション + (?imxWDSP-imxWDSP) 孤立オプション + i: 大文字小文字照合 + m: 複数行 + x: 拡張形式 + W: wordがASCIIのみ (\w, \p{Word}, [[:word:]]) + word境界がASCIIのみ (\b) + D: digitがASCIIのみ (\d, \p{Digit}, [[:digit:]]) + S: spaceがASCIIのみ (\s, \p{Space}, [[:space:]]) + P: POSIXプロパティがASCIIのみ (W,D,Sを全て含んでいる) + (alnum, alpha, blank, cntrl, digit, graph, + lower, print, punct, space, upper, xdigit, word) + + (?imxWDSP-imxWDSP:式) 式オプション (式) 捕獲式集合 (?:式) 非捕獲式集合 @@ -245,40 +266,39 @@ <不在機能群> (?~不在式) 不在繰り返し (*原案 田中哲) - これは.*のように(より正確には\O*)動作するが、不在式に + これは.*(より正確には\O*)のように動作するが、<不在式>に 適合する文字列を含まない範囲に制限される。 これは(?~|不在式|\O*)の省略表記である。 - \O*の部分はマルチラインオプション(?m)の影響を受けない。 (?~|不在式|式) 不在式 (* 原作) - これは"式"のように動作するが、不在式に適合する文字列を + これは<式>のように動作するが、<不在式>に適合する文字列を 含まない範囲に制限される。 例 (?~|345|\d*) "12345678" ==> "12", "1", "" - (?~|不在式) 不在切断 (* 原作) + (?~|不在式) 不在停止 (* 原作) この演算子を通過した後は、対象文字列の適合範囲の最後が - 不在式に適合する文字列を含まない範囲に制限される。 + <不在式>に適合する文字列を含まない範囲に制限される。 - (?~|) 不在消去 - 不在切断の効果を消して、初期状態にする。 - (* この演算子の効果は後退再試行で無効化されない) + (?~|) 範囲消去 + 不在停止の効果を消して、初期状態にする。 - * 不在機能の入れ子はサポートしておらず、挙動は不定とする。 + * 不在機能の入れ子には対応しておらず、挙動は不定とする。 (?(条件式)成功式|失敗式) 条件式が成功すれば成功式、失敗すれば失敗式を実行する この機能の存在理由は、成功式が失敗しても失敗式には 行かないこと。これは他の正規表現で書くことができない。 - もうひとつは、条件式が後方参照のとき、後方参照値の有効性 - を調べる(文字列とマッチングはしない)意味になる。 + もうひとつは、条件式が後方参照の番号/名前のとき、 + 後方参照値の有効性を調べる(文字列と照合はしない) + 意味になる。 (?(条件式)成功式) 条件式が成功すれば成功式を実行する (条件式が通常の式のときには、この構文は不必要だが 今のところエラーにはしない。) - 条件式は後方参照または通常の式を使用できる。 + 条件式は後方参照の番号/名前または普通の式を使用できる。 条件式が後方参照の場合、成功式と失敗式の両方を省略可能であり、 この場合、後方参照値有効性を調べる(成功/失敗)機能のみになる。 @@ -428,7 +448,7 @@ 補記 3. Perl 5.8.0と比較して存在しない機能 + \N{name} - + \l,\u,\L,\U, \X, \C + + \l,\u,\L,\U,\C + (?{code}) + (??{code}) |